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これは、ある主婦が交通事故に遭遇し、不当な相手に本人訴訟を挑んだお話しです
第1回「事の起こり」
 ある時、わたしは高速道路で乗用車を運転中に事故に遭いました。相手は10トンの大型トラックです。ハンドルを握って23年間、事故らしい事故もなく、いつも運転には細心の注意をはらっていました。それでも事故には巻き込まれるもの。高速道路上の事故で乗用車は大破したにもかかわらず、幸いなことにケガもなかったため、相手から自動車の修理代を弁償してもらえればそれでいいと思っていました。
 ところが数日後、運送会社である相手から送られてきた郵便封筒にはトラックの修理代や休車損害の請求書が入っていました。驚いて相手の保険会社に問い合わせると事故の内容もまったくわたしの方が悪いような報告になっていました。その上、運送会社は「全面的に相手(わたしのこと)が悪い事故なのだから保険会社は動かなくていい。」とまで言ったそうで、相手保険会社担当者も「契約者がそう言っているので我々は動けません。」とそれっきり・・・
 わたしも自動車保険には加入していますので、保険会社に任せてもいいのですが、このような相手のやりかたに怒りが爆発しました。
 本人訴訟というわたしの熱い闘いが始まったのです。
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